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蜜蜂の世界では、女王蜂の役割は産卵であり、ローヤルゼリーは女王蜂の一生間での唯一の食料です。
女王蜂は毎日卵を生み続け、その時に消耗する体力は多大で、通常五〜六年間の寿命ですが、花粉や蜂蜜を食用している働き蜂は平均して1〜2ヶ月の寿命です。このことによりローヤルゼリーに含まれる栄養価が高いことがわかります。
1954年にローマ法王・ピオ１２世が80歳を越え病床となり、危篤状態に陥った際に医師がローヤルゼリーを処方したところ、ローマ法王が奇跡的に回復し、投与後2日目に意識を回復、日に日に食欲が増し、ベッドから立ち上がり、ついにはもとの元気な姿に蘇りました。
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●ローヤルゼリーの主な成分
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分析結果によると、ローヤルゼリーの成分は複雑で、蛋白質・脂質・ビタミン・糖分等の多くの栄養物質が含まれており、新鮮なローヤルゼリーには水分が約62.5〜70%、物質分は約30〜37.5%を占めています。
《その物質分の中に、一番多く含まれている成分の蛋白質の数量は、約36〜55％です。》
更に12種の遊離アミノ酸は約0.8％、糖分は約20％以上占めており、10-水酸化物-2-デセン酸(10-HAD)等の脂肪酸を含めた脂質類は約7.5〜15％を占め、ミネラルは約0.9〜3％を占めています。
そのほかにも、ごく少量にビタミン・核酸・ホルモンなどの物質を、含んでいます。
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●ローヤルゼリーの特有物質
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１０ヒドロキシデセン酸
ローヤルゼリー特有の脂肪酸。強い抗菌力、皮脂分泌調整作用
アセチルコリン
自律神経の重要な伝達物質
類パロチン
人間の唾液腺から分泌される、成長ホルモンに類似。
皮膚の老化防止。
ビオプテリン
成長促進因子
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