* このヘルプには本ソフトウェアについての重要な事項を記載しています。使用前に必ずお読みください。 Download Now ! |   HistoryTutorial |   FAQ

迷惑メールをチェック ”メルチェキ” ご紹介とヘルプ

はじめに:   ”メルチェキ”は、迷惑メールや不審な添付ファイル付きメールをチェックするPOP3サーバ用メール・チェッカーです。
 迷惑メールや不審なメールは、ローカルPCへメールをダウンロードする前にサーバ側で削除してしまうのが一番。不要なメールが届いていないか”メルチェキ”で時々チェックしましょう。
 サーバにあるメールを”メルチェキ”で設定した条件に沿ってチェックして、条件に一致した不審なメールには警告します。条件は、差出人のアドレス(名前)、添付ファイル名(サイズも)、メールサイズなど。
 条件設定は簡単。迷惑メールなどが届いたら、削除する前に差出人や、添付ファイル名などをブラックリストに登録しましょう。次回からメールをそのリストと照合します。どんどん”メルチェキ”を鍛えてください。
特徴(仕様):  1.迷惑メールのフィルタリングをメインとしたシンプルなメールチェッカー。
2.フィルタの条件は、差出人のアドレス(名前)、添付ファイル名(サイズも)、メールサイズなど。
3.不審なメールはその場でサーバから削除。必要であればメールの内容も参照可能(サーバからは削除せずに)。
動作環境:   WindowsNT4.0/2000、Windows95/98/Meにて動作確認を行っています。MFCを使用していますので、最新のmfc42.dll(バージョンは、6.0以降)も必要です。
基本操作:   この文書では、”メルチェキ”の使用方法について述べます(画面例を加えた操作の詳細はこちら)。

0.起動。mailchk.exeを起動します。インストール直後にはエラー表示がされます。 これはメールサーバとユーザID(アカウント)のリストがまだ存在しないためです。
 画面の指示に従って、メールサーバとユーザIDを設定してください(基本設定ダイアログ)。 メールサーバとユーザIDのペアは複数登録できます(*1)。 登録すると一旦、プログラムが終了しますので、起動し直してください。
 今度は、起動のための画面(起動ダイアログ)が表示されます。あなたの名前(適当な識別名で構いません)とソフト起動のためのパスワードを入力してください(パスワードはソフトの起動の度に入力します)。
 OKボタンを押すと、メールサーバにアクセスするためのログイン画面が表示されます。すぐにサーバにアクセスしてメールチェックしたい場合は、サーバ名とユーザ名を指定し、パスワードを入力し"OK"ボタンをクリックます。すぐにチェックしない場合は"キャンセル"ボタンをクリック(後からでもチェックできます)。
 パスワードを保存したい場合は、チェックボックスをONにしてください(以降、メールチェックの度にパスワードを入力しなくてもよくなります)。

1.メールチェック。ログイン画面で"OK"ボタンをクリックするとメールサーバにアクセスします(既にネットワークに接続されていることを前提とします)。ログイン画面の"初期動作"ラジオボタンで"一覧取得"を選択すると、全メールの主な情報を取得してメイン画面に表示します。フィルタリングの条件(*2)に引っかかったメールには警告が発せられます。
 "受信件数チェック"を選択した場合は、メールの件数だけを取得し表示します(この場合、フィルタリングは行われません)。

(*1)<サーバ名とユーザIDの登録
 登録方法は、

オプションメニュー→基本設定
「基本設定」画面が表示されます。”POP3サーバ名”、”ユーザID”を入力して、"リストに追加"ボタンをクリックして登録します。お気付きの通り、”メルチェキ”には複数のメールアカウントをお持ちの方にも、操作を容易にする仕様にしています(ただし、同時に複数サーバをチェックすることは出来ません)。

(*2)<チェック処理のスピードアップのために
 添付ファイル付きのメールの場合、(添付ファイル名取得のため)メール本文の内容まで確認する必要があり、サイズによっては時間がかかります。 特に悪意のあるメールの場合、その受信時間の増大を目的としたものがあります。 そのため、予めメッセージサイズがある閾値を超えた場合は、本文の確認は省略して処理をスピードアップさせることが出来ます。 設定方法は、

オプションメニュー→基本設定
「基本設定」画面が表示されます。”サイズ閾値”(単位:キロバイト)を入力して、"OK"ボタンをクリックします。。
この閾値を超えたメールの場合、一覧の添付ファイル名は取得できない(取得しない)ので”unknown”と表示されます。

(*3)<フィルタリング条件の設定
 ”メルチェキ”を初めて起動したとき、フィルタリング条件はサンプルの値が適用されています。このままでは実際に適切なメールのフィルタリングができませんので、正しく条件を設定する必要があります。この操作は、基本的に受信したメール一覧を元に行うようになっています。

設定方法は、一覧からメールをクリックして選択し、
オプションメニュー→フィルタリング
3つのタブをもつ「フィルタリング設定」画面が表示されます(または、選択したメールを右クリックしてポップアップメニューから)。

差出人タブ:迷惑送信者リストの追加・削除、差出人が空のチェック有無
添付ファイルタブ:迷惑添付ファイルリストの追加・削除、添付ファイルサイズの閾値、二重拡張子
その他タブ:件名なし、本文なし、HTMLメール、メッセージサイズ

外部ファイルのインポートメニュー:送信者リスト、添付ファイルリストのインポート(インポート可能なファイルのフォーマットについては下記[注釈]にて)

2.メール本文参照。"ファイル"→"本文受信"を選択するとメール本文を取得して表示します。このときサーバからメールは削除されません(添付ファイルの表示は出来ません)。

3.メール削除。"ファイル"→"メール削除"を選択すると指定したメールをサーバから削除します。削除するメールの選択は、リストのチェックボックスをチェックすることで行います。

その他の操作:

(1). ”スタイル”メニュー: メール一覧の表示スタイルを変更します。「表示」メニューから。

(2). ”メルチェキのバージョン情報”メニュー: バージョン情報を表示します。作者(私)へ連絡をとりたい場合は、画面の”e-mail”の文字列をクリックしてください。メールソフトが起動します。また、その他、最新情報を知りたい場合、画面の”URL”をクリックしてください。私のホームページへアクセスします。”OK”ボタンで消えます。「ヘルプ」メニューから。

(3). ”ヘルプを見る”メニュー: このヘルプファイルを表示します。「ヘルプ」メニューから。

(4). ”アプリケーションの終了”メニュー: プログラムを終了します。「ファイル」メニューから。

(5). ”右クリック”メニュー: メイン画面のリスト上で右クリックするとポップアップメニューが現れます。ここから「メール削除」、「フィルタリング設定」、「本文受信」処理が行えます。

(6). ”アカウント切替”メニュー: (複数のサーバに)複数のアカウントを持っている場合、切替えることができます。「オプション」メニューから。

(7). ”ツール”メニュー: メルチェキの動作を記録しているファイルを参照することができます。参照するには「ログ」メニュー(メルチェキのフォルダに mailchk.log というファイルが生成されます。拡張子*.log を”メモ帳”などのエディタプログラムに関連付けしておくと表示できます)、削除するには「ログ削除」メニュー。

仕様制限: ・本ソフトは既にインターネットに接続されている環境でご利用ください。 
・本ソフトはウイルス・チェッカーではありません。
・本ソフトではメール作成・送信はできません。
・本ソフトはスケジューリングによる定期的なチェックはできません。
アンインストール:  \mailcheki フォルダをまるごと削除してください。 

また、レジストリを使用しています。任意で削除してください。レジストリキー:\HKEY_CURRENT_USER\Software\MtVictory\mailchk

その他
追加情報: 
一度、私めのホームページにアクセスしてみてください。なんらかの情報が得られるかも知れません。また、バグ報告や要望などありましたらメールでご連絡ください。 

・「著作権」について 
    ・本プログラムは、すべての権利を竹内雄治が所有します。 

・「免責」 
    ・本プログラムを動作させて被害を被った場合等は一切の保証は致しません。

・「転載」について 
  転載は原則として自由です。その場合は、MAILをお願いします。コピーなどの配布も自由です。


[注釈]

(*)外部ファイルのインポートにてインポート可能なファイルのフォーマットについて ... 送信者リストの書式は\listフォルダの"addr.lst"ファイルを、添付ファイルリストの書式は\listフォルダの"attach.lst"ファイルを参考にしてください(これらのファイルを直接、編集すればインポートする必要はありません)。

(*)バージョンv1.0.15以前は \listフォルダに"popsvr.lst"、"user.lst"ファイルがありました。これらはv1.0.17以降、使用しなくなりました。その代わり"pop_usr.lst"ファイルが追加になりました(基本設定ダイアログで設定した後、生成されます)。

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最終更新日: 2002.05.29