この文書では、”メルチェキ”の使用方法について述べます(画面例を加えた操作の詳細はこちら)。
0.起動。mailchk.exeを起動します。インストール直後にはエラー表示がされます。
これはメールサーバとユーザID(アカウント)のリストがまだ存在しないためです。
画面の指示に従って、メールサーバとユーザIDを設定してください(基本設定ダイアログ)。
メールサーバとユーザIDのペアは複数登録できます(*1)。
登録すると一旦、プログラムが終了しますので、起動し直してください。
今度は、起動のための画面(起動ダイアログ)が表示されます。あなたの名前(適当な識別名で構いません)とソフト起動のためのパスワードを入力してください(パスワードはソフトの起動の度に入力します)。
OKボタンを押すと、メールサーバにアクセスするためのログイン画面が表示されます。すぐにサーバにアクセスしてメールチェックしたい場合は、サーバ名とユーザ名を指定し、パスワードを入力し"OK"ボタンをクリックます。すぐにチェックしない場合は"キャンセル"ボタンをクリック(後からでもチェックできます)。
パスワードを保存したい場合は、チェックボックスをONにしてください(以降、メールチェックの度にパスワードを入力しなくてもよくなります)。
1.メールチェック。ログイン画面で"OK"ボタンをクリックするとメールサーバにアクセスします(既にネットワークに接続されていることを前提とします)。ログイン画面の"初期動作"ラジオボタンで"一覧取得"を選択すると、全メールの主な情報を取得してメイン画面に表示します。フィルタリングの条件(*2)に引っかかったメールには警告が発せられます。
"受信件数チェック"を選択した場合は、メールの件数だけを取得し表示します(この場合、フィルタリングは行われません)。
(*1)<サーバ名とユーザIDの登録>
登録方法は、
・オプションメニュー→基本設定:
「基本設定」画面が表示されます。”POP3サーバ名”、”ユーザID”を入力して、"リストに追加"ボタンをクリックして登録します。お気付きの通り、”メルチェキ”には複数のメールアカウントをお持ちの方にも、操作を容易にする仕様にしています(ただし、同時に複数サーバをチェックすることは出来ません)。
(*2)<チェック処理のスピードアップのために>
添付ファイル付きのメールの場合、(添付ファイル名取得のため)メール本文の内容まで確認する必要があり、サイズによっては時間がかかります。
特に悪意のあるメールの場合、その受信時間の増大を目的としたものがあります。
そのため、予めメッセージサイズがある閾値を超えた場合は、本文の確認は省略して処理をスピードアップさせることが出来ます。
設定方法は、
・オプションメニュー→基本設定:
「基本設定」画面が表示されます。”サイズ閾値”(単位:キロバイト)を入力して、"OK"ボタンをクリックします。。
この閾値を超えたメールの場合、一覧の添付ファイル名は取得できない(取得しない)ので”unknown”と表示されます。
(*3)<フィルタリング条件の設定>
”メルチェキ”を初めて起動したとき、フィルタリング条件はサンプルの値が適用されています。このままでは実際に適切なメールのフィルタリングができませんので、正しく条件を設定する必要があります。この操作は、基本的に受信したメール一覧を元に行うようになっています。 設定方法は、一覧からメールをクリックして選択し、
オプションメニュー→フィルタリング:
3つのタブをもつ「フィルタリング設定」画面が表示されます(または、選択したメールを右クリックしてポップアップメニューから)。
・差出人タブ:迷惑送信者リストの追加・削除、差出人が空のチェック有無
・添付ファイルタブ:迷惑添付ファイルリストの追加・削除、添付ファイルサイズの閾値、二重拡張子
・その他タブ:件名なし、本文なし、HTMLメール、メッセージサイズ
・外部ファイルのインポートメニュー:送信者リスト、添付ファイルリストのインポート(インポート可能なファイルのフォーマットについては下記[注釈]にて)
2.メール本文参照。"ファイル"→"本文受信"を選択するとメール本文を取得して表示します。このときサーバからメールは削除されません(添付ファイルの表示は出来ません)。
3.メール削除。"ファイル"→"メール削除"を選択すると指定したメールをサーバから削除します。削除するメールの選択は、リストのチェックボックスをチェックすることで行います。
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