2026-2027年度、上田東ロータリークラブ会長を務めさせていただく田守正彦です。伝統ある上田東ロータリークラブの会長という重責を担うにあたり、歴代会長をはじめ諸先輩方が築き上げてこられた輝かしい歴史と実績に深く敬意を表するとともに、その責任の重さを感じております。一年間、会員の皆様と力を合わせ、より魅力あるクラブづくりに取り組んでまいります。
私が本年度のテーマに掲げたのは『お互いを知り、つながりを深める』です。ロータリーの原点は親睦にあります。そして親睦はお互いを知ることから始まります。私たちはそれぞれ異なる職業や経験を持ち、それぞれの人生を歩んできました。しかし、例会や事業活動の中で、案外お互いのことを十分に知る機会は多くありません。どのような思いで仕事に取り組んでいるのか。 どのような経験を重ねてきたのか。 どのような価値観を持ち、なぜロータリー活動に参加しているのか。お互いを知ることで理解が生まれ、理解から信頼が生まれます。そして信頼は友情となり、その友情こそが奉仕の原動力になると私は考えています。
現在、世界では各地で紛争や対立が続き、人々の間には分断や不信が広がっています。また、情報化社会の進展によって膨大な情報が瞬時に伝わる一方、人と人が直接向き合い、理解し合う機会は少なくなっているようにも感じます。このような時代だからこそ、ロータリーが創立以来大切にしてきた「親睦」と「相互理解」の精神が重要であると考えます。平和とは遠い国々だけの課題ではありません。身近な人を理解し、認め合い、尊重し合うことから始まるものです。私は、この考え方をまず上田東ロータリークラブの中で実践したいと思います。
現在、当クラブの会員数は52名、一方で、会員増強をと地区からも要請されますが、厳しい状況です。例会出席者の固定化、新入会員の例会出席率の低下という課題も抱えています。また、例会の限られた時間の中では、会員同士が十分に交流する機会が少ないことも感じています。だからこそ本年度は、「お互いを知る」ことをクラブ運営の中心に据えたいと考えています。例会では会員同士が語り合う機会を増やし、職業や人生について学び合う場をつくります。親睦活動や委員会活動においても交流を深め、新入会員が自然にクラブへ溶け込み、参加することが楽しみになる環境づくりに努めてまいります。その結果として、会員一人ひとりが「上田東ロータリークラブに入っていて良かった」と実感できるクラブを目指します。また、魅力あるクラブづくりこそが会員増強への第一歩であると考え、本年度は会員純増2名を目標に掲げます。会員増強は特定の委員会だけの役割ではありません。会員一人ひとりがクラブの魅力を語り、新しい仲間を迎え入れることで、さらに活力あるクラブへと成長していくものと信じています。
ロータリーの目的である親睦と奉仕の実践、「超我の奉仕」の理念、そして「四つのテスト」の精神を大切にしながら、地域社会に信頼され必要とされるクラブを目指してまいります。知ることで親睦が深まり、親睦が奉仕を生み、奉仕が新たな仲間を呼ぶ。私はこの好循環を会員の皆様とともに築き上げていきたいと考えています。一年後、会員同士の絆がさらに深まり、笑顔と活気にあふれた上田東ロータリークラブとなることを願い、会長として誠心誠意努めてまいります。皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。