読書メモ

・「山田真哉のつまみ食い新会社法
(山田 真哉、宮崎 剛、緒方 美樹:著、青春出版社 \476) : 2006.06.05

内容と感想:
 
最近よく目にする「新会社法」だが、もともと「会社法」というのがあってそれが新しくなったのではない。 「会社法」というものが新たに今年2006年5月1日に施行されたのだ。979条もある法律をポイントを絞って、 100ページ弱に収めている。会社の設立、運営、会社のしくみそのものをカラーの図解でシンプルに解説している。
 書名にも入っている人名は「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の著者。ということもあり、 やさしく解説しているものと期待した。
 これまで商法や有限会社法などで定められていたものが、新しい会社法で改正されている。 主な改正の目的としては起業し易くする、M&Aを柔軟にする、有限会社の廃止、など。 また、合同会社(日本版LLC)やLLP(有限責任事業組合)という組織形態も認められることになった。 会社経営者なら是非、この新しい法律のポイントは押さえておかなければならないだろう。
 私は経営者ではないが何となく興味があって本書を手にしたが、だいたい分かったつもりになった。

-目次-
1 新会社法って何?
2 会社を設立する
3 会社を運営する