読書メモ
・「なりたい!!カウンセラー」
(大栄出版編集部:編、\1,000、大栄出版 ライセンス・ライブラリー52)
: 2004.02.12
内容と感想:
ライセンス・ライブラリー・シリーズは様々な資格取得を目指す人に取得方法や資格活用術などの情報を提供する新書サイズの本である。本書は表紙にあるように「こころのお医者さん」になりたいと思っている人への案内書である。
開業カウンセラーや産業カウンセラーのインタビューもあり、現場の生の声も聞ける。
カウンセラーは「カウンセリングをする人」であるが、関連資格は様々で、日本で有名なものに臨床心理士や産業カウンセラーがあるが、これも最高峰ではあるが国家資格ではない(公的資格)。医師免許のようなものではなく、あくまで認証制度である。資格がないから臨床心理の仕事をできないわけでもないらしい。現代はストレス社会。メンタルヘルスの社会的ニーズが高まっている今、病院や会社、学校、地域など様々な場面でカウンセラーの活躍が求められている。
-目次-
第1章 カウンセラーのプロフィール
第2章 目指せ!臨床心理士への道
第3章 産業カウンセラーを目指す
第4章 こんなにあるメンタルケア関連の資格
第5章 カウンセラーの職域
カウンセラーとして大事なのは、まず相手が人間の仕事であることを意識し、相手を尊重し、クライアント(相談者)のその先の人生に影響を与えることを自覚し、責任感を持ち、「直してあげる」のではなく「自分で立ち直れるように支援する」ことを念頭に置くことだろう。
更新日: 04/02/14
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