この文書では、使用方法について述べます(画面例を加えた操作の詳細はこちら)。
0. 起動。seargent.exeを起動すると、直後にクリップボードに残った文字列を表示し、それを検索語として使用するかを尋ねてきます。よければ”はい”をクリックします。検索語のフィールドボックスに自動的に文字列がコピーされます。クリップボードを使用する場合としては、何か他のアプリケーションで表示した文書からコピーした文字列を検索したいときなどを想定しています。クリップボードの中に何も情報がなければ、起動時にこの問い合わせはありません。また、前回の検索結果ファイルがフォルダに残っていると、画面下のリストに一覧が表示されます。また、検索結果ファイルがあり、保管期間を過ぎている場合、削除してよいかを問い合わせることがあります(保管期間の設定はあとで説明します)。
1. 検索語の入力。漢字・仮名の入力も可。
2. 検索サイトの指定。チェックボックスをチェックしたサイトへ検索命令を送信します。全てチェックすれば、同時に全てのサイトへ検索をかけます。ひとつもチェックがなければ、検索されません。
3. 結果出力形式を設定。Html形式(HTML)とテキスト形式(TXT)を選択できます。ラジオボタンでいずれかを選択します。テキスト形式を選択すると結果のHTMLタグを削除しますので、Html形式と比べてファイルサイズは小さくなります。
出力ファイル名は入力する必要はありません。出力ファイルは自動的に作成されます(ファイル名命名ルール:”サイト名”+”連番”+”.拡張子”.連番は\dataフォルダに同じファイル名が存在しなければ自動採番されます)。
4. 検索条件の設定。「設定」ボタンをクリックして、一度に取得する結果の件数などの条件を設定します。
5. 結果出力を”結果のみ”または、”バナー”なども含めた全体を指定します。サイトによっては検索結果に余計なバナー広告などがたくさん付いてきますので、これがいやな場合は”結果のみ”をチェックしておくことでこれらをほとんどカットできます(出力形式に”Html”を選択したときのみ有効。”Txt”選択時は無視されます)。
6. 検索結果ファイルの保管期間。日数を設定しておけば、この日数がファイルの作成日付から経過すると、起動時に自動的に削除することができます。
これで検索準備はOK。メインメニューの”オプション”から”保管期間”を選択して設定ダイアログから設定します。
7. 検索開始。”検索開始”ボタンをクリックすると上記で設定した条件で検索を始めます。処理終了後、結果ファイルを開くかを問い合わせてきます。Htmlファイルであれば、Webブラウザが起動して結果を参照できます。すでにブラウザが起動していれば、そこに表示されます(ここで表示される結果はサイト指定した最初のサイトのものです。一度に全部を表示するわけではありません)。また、結果ファイルは画面下のリストビューに追加されます。
8. 検索結果表示。リストビューから表示したいファイル名を選択してダブルクリックすることで、Webブラウザを起動して結果を参照することができます。または、ファイル名を選択して、右クリックしてポップアップメニューを表示させ、”開く”を実行することで同様の効果があります。既にブラウザが起動していれば、そこに表示されます(出力形式に”Txt”を選択した場合は、このファイル形式に関連付けられたエディタなどが起動して表示されるはずです)。
なお、サージャンは通信量を抑えかつ、迅速な検索を目的としますので、画像ファイル等のマルチメディアファイルが検索結果に含まれていたとしても、ダウンロードしません。従って、Html形式で表示した場合、多少見栄えが悪いかも知れません。
また、テキスト形式の場合、Htmlタグを除去したテキスト部分のみを表示します。
9. プログラムの終了。”閉じる”ボタンか、画面右上すみの”x”ボタンをクリック。最後に設定した内容で設定ファイル(tear.ini)が更新されます。次回、サージャンを起動するときは、前回と同じ設定で検索できることになります。
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