”TOEIC”めざせ、ハイスコア

第3回.学習方法について考える

1.英語は勉強するな・・?
 ちまたには多くの英語学習教材なるものが存在する。書店では多くの書籍があり、TVやラジオ講座といったものや、通信講座方式のものもある。最近ではインターネットを利用した、Web 方式やメール形式など多彩だ。 英語コンプレックスの日本人をターゲットとしたビジネスがしっかり存在する。
 最近、本屋で「英語は勉強するな」とかなんとかいう本を見かけて、ちらっと中身をのぞいてみた。 ちゃんと読んだわけではないが結局、学習方法について書かれたものであったように思う。
 「習うより慣れろ」という諺がある。いかにも机上の学習というよりは、確かにその方が身に付くだろうとは容易に想像できるが、実際に自らをそういう環境に置かない限りは難しい。 であるから、私のようにスカパー!で英語ニュースを視聴するなども、日本に居ながらにして何とか英語に触れる機会を増やすための苦肉の策であり、実際、そういう便利な世の中であるのだ。

2.教材選び
 今では中学以降、学校で使用した教科書等のたぐいはどこへ行ったのかも定かではない。例えあったとしても、いちおう中学までは文法は真面目に勉強したつもりであるから今更、教科書を開くのは抵抗がある。
 しかし、TOEIC試験を2度受験してみて、その文法の理解がいかに、いい加減なものであったかを実感した。
 社会人としては勉強の時間を取るのはなかなか容易ではない。余程興味がない限り長続きもしない(かつて中小企業診断士なる資格の通信講座を受講していたことがあるが、 10ヶ月コースのところ、2年たっても修了できなかった苦い経験がある。大量の教材が一度に送られてくるとそれを見ただけで、気力が失せるものだ)。
 従って教材選びは問題だ。単にTOEICなどの受験対策が目的であれば、それに対応した教材がある。受験対策ものだと、ゲームの攻略本みたいで偏った内容といったイメージがある。 本当にそれを勉強したことで身に付いたかどうかは何とも言えない(実戦に対応できるかも不明)。スコアだけが知っている(?)。

 そういう私に向いた教材は、飽きがこず、長続きするようなものでなければいけない(しかし、ある程度の我慢はするつもりだ)。一回(一日)の学習の分量が適当であることが望ましい。 勉強したつもりにしてくれればいい。そこで私なりに考えたのが、いろんなものの組み合わせである。教科書でいかにもお勉強というものから、ただ洋画を見ることまで。

3.進化する語学学習
 今やマルチメディア時代。書物だけの学習の時代からは格段と進歩している現在。ラジオ、地上波TV、衛星放送、インターネット、ビデオ、CD-ROMとメディアは多彩。それぞれの特徴を生かした語学学習の場が提供されている。あとは本人のやる気だけ。
 その中でも、私が有効だと考えているのはスカパー!の英語学習チャンネル「GLC24時間英会話チャンネル」(Global Learning Channel、ch.343)。レベルごとに様々な番組があって、各番組の長さも適度でよい。目と耳が同時に刺激される効果は大きい。
 ほとんどTOEIC 対策のために加入したスカパー!であるが( "英語セットニュース&英会話" パック、全6チャンネルで、\990 /月)、自宅にいるときはch.343 をほとんどつけっ放しにしている。

つづく ... かも?

更新日:2001/11/30

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