読書メモ
・「稼ぐが勝ち 〜ゼロから100億、ボクのやり方」
(堀江貴文:著、\1,200、光文社) : 2005.01.15
内容と感想:
話題の社長が語る堀江流「稼ぐ方法」。ライブドアは豊富な資金をバックにM&Aを繰り返し、業務も売上も拡大している。そんな彼の現在のビジネス観、社会観、人生観などが語られている。蛋白質など生命科学や宇宙旅行などにも興味をもっていて、それらに投資も考えているとか。
<ポイント>
・総「中流」は幻想。二極化が進んでいる。
・価値観が多様化し、時代が見えにくい。→逆によりエンドユーザを向いた商売が有効
・20代は搾取されている。アルバイトなんか時間、能力の無駄使い
・他人を利用する。それが会社というシステム。
・老人は若者に金を貸せ
・能力の高い人に集中投資する
・引きこもりもニートも重要な労働力になる
・金は集められるときに一気に集めろ
・逆転の発想。旧世代の旧勢力が利権を握っているところにチャンスあり
・成功体験の大切さ
・こだわらない、悩まない、即決する
・インターネットの面白さ、優位性は揺らがない
・国産自動車メーカーの仕事はマーケティング、金の管理、ブランドの管理だけ。
-目次-
第1章 カンタンに壁を破る人・ゼッタイに破れない人
第2章 堀江流「シンプル・イズ・すべて」
第3章 いま考えていること・これからやること
昨年のプロ野球新規参入の審査で楽天と争ったときに、本書の内容も審査の対象になったとか。若さゆえの勢いで語っている部分もあるが、軸はぶれていないと思う。若いのにしっかりしている。若くから社長業を肌で経験しているからだ。
更新日: 05/01/22
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