読書メモ

・「Kylix データベース構築入門
 〜 InterBase を使ったクライアント/サーバシステム開発
中西豊:著、 \2,800、カットシステム : 2002.01.31

内容と感想:
 
Borland 社が初のLinux 用RAD ツールとして市場に投入したKylix には非常に期待しています。Linux のデスクトップ環境への導入はまだまだと言ったところですが、デスクトップ・アプリケーション開発の敷居の高さも一つの原因として挙げられます。本書は、Kylix で(今ではちょっと時代遅れかも知れませんが) C/S システムを構築してやろうじゃないかという、意気込みが伝わってくる本です。
 ただし、Kylix を一通り触ってみたことがある人を対象としていて、ビルド方法や、ObjectPascal 言語については触れていないので、使ったことのない人には難があります。
 Kylix の初期バージョンをベースにしていますので、ストアドプロシジャ使用の際のバグについても、はっきり書いてあり、対策を施したサンプルとなっている。

* CD-ROM 2枚付き

更新日: 02/01/31