膝枕



【利】
 新婚さんで、女装の乱ちゃんの膝枕でくつろぐ利吉さん・・vvv
乱ちゃん、照れて赤くなって、でも嬉しくて、
利吉さんちょっと乱ちゃんにおいたをしてみたりして…



「やぁん、利吉さん、そんなとこ触っちゃダメェ」
「ふふ、もう夫婦になったんだから良いんだよ・・」
「だって、くすぐったいですよぅ、足の裏はぁ!」
 
 

【犬】
「やだ!もうほんとに…利吉さん!離して!」
「はは。ずいぶんくすぐったがりなんだなあ、乱太郎は。」
不意に目をそらし頬を染めて俯く乱太郎。
飴色の瞳がうっすらうるみはじめている。
「あっ…もうダメ…っり、利吉さん!」
「…乱太郎…?」
「あし!足!しびれちゃいました〜!!触っちゃダメ〜!!!」



【利】
「ああ、ごめんよ。私が気が利かないばっかりに・・」
利吉は急いで頭を上げ、乱太郎のそばに座った。
そうして苦笑しながら柔らかな髪を撫でる。
すべらかな髪の感触が指に心地良い。
「そんな事・・(だって嬉しかったし・・)」
謝られて乱太郎は困ったように俯いた。
「最初からこうすれば良かったんだね」
利吉が少し困ったような笑みで乱太郎を見た。
と、次の瞬間にはふわりと体が浮いて。
乱太郎は利吉のひざの上に抱き上げられていた。
「利吉さん///」
「これでいい。痺れが取れるまでこうしてじっとしているから」
囁いてそっと耳元に口付けられ、乱太郎はますます赤くなり、俯いた。
利吉に口付けられた場所が熱くて少し痺れた感じがする。
足の痺れよりも、そっちの方が気になる乱太郎だった。




おしまい

お題を貰うときこんなアレなやりとりがあったのでした。
利太様この時からスデに電波の片鱗が!
後半の怒濤の新婚っぷりにノックアウトですよ!!
モニタの前で突っ伏しましたよ!
せっかくなのでUPしちゃいました。エヘ。
絵の方は「りっきーの喉がごろごろ鳴ってそう」
を念頭において描いたよ。

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